
性器に関する美容外科手術とし、以前からよく行われているのは男性では包茎、女性では小陰唇形成です。最近ではこれに性同一障害による外性器形成もわずかであるが増えており、また高齢化社会にともなって高齢者が性を見直すようになったり、自分が介護される場合を想定して治療を希望する患者の増加も見られます。
女性器に対する形成外科治療には、小陰唇形成術をはじめ、膣縮小術、先天的な膣欠損を行う再建術、クリトリス形成、性器のリフトなどがあります。
母親に連れられて来院する未成年者もいれば、最近では50代以降の女性の来院も増えています。 悩みの内訳は、大きさ、左右不同、色素沈着であり、これらが複合したものが多くあります。しかし大きさに関しては、外傷後に肥大したり、長期間下着などで圧迫されたために大きくなることもありますが、一般に明確な規定があるわけではありません。 大半の患者は誤ったじょうほうからコンプレックスを抱いたり、パートナーからの心無い言葉に傷ついて来院することが多いようです。 左右の大きさ、形態もむしろ完全に対称であることの方が珍しく、部位としても色素沈着を起こしやすいのです。したがって、まず本人に思い込みがあるかどうかを十分にスクリーニングすることが重要となります。 手術は局所麻酔をで行い、ある程度左右のバランスを考えた上で、自然に広げられた状態での最大幅が12〜14ミリになるようデザインしていきます。余剰分は切除し、粘膜側と表皮側とを縫合します。入院は必要としませんが、術後の注意としては、1ヶ月ほど過度の運動などを控えるようにします。
腹部や性器も年齢とともに、重力によって下方に移動します。日本では、まだ少ないものの恥毛の上部の皮膚を切除し、持ち上げて、外見上若く見せてしまう手術ですが、恥毛上部に瘢痕が残ります。
セックスにおける満足度を女性自ら求め、より満足を得ようとするために行います。多くの場合クリトリスは包皮内に存在していますが、包皮の状態次第では、開脚しても露出しません。この包皮の余分な部分を切除してしまう方法です。
外来を訪れる患者の年齢層は、30代半ばから50代に集中します。出産などを経て「緩く」なったと悩むケースが多く、そのほとんどがパートナーからの指摘によるため、実際そうなのかどうかを正確に判断することは不可能です。
一方、患者は手術によってパートナーの関心をつなぎとめようとするため、インフォームドコンセントを行うことは非常に難しいのが現状です。
実際に行われている手術は、膣粘膜の縫縮・肛門挙筋と膣粘膜両方の縫縮・膣粘膜下への脂肪移植の3つです。
いずれも一長一短ありますが、膣粘膜下に脂肪移植を行い、膣内腔を狭くする方法が、術後の回復も早く生活の制限も少ないため、推奨される方法です。手術は局所麻酔で行います。
ただし、移植する脂肪の量、ならびにその範囲の設定は経験を必要とするため、患者の満足度に大きな影響を及ぼしかねません。特に来院のきっかけがパートナーの一言だった場合は、パートナーが性的い満足できるか否かが重要になります。手術の前にはパートナーも同席の上、説明を行う必要があるでしょう。
大きすぎたり、左右不同の小陰唇は大きさや形を整えて余剰分を切除します。膣を狭くするには脂肪移植などが行われます。
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